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横浜の傾斜マンション 不良杭施工は、三井住友建設の指示と判明!!

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横浜の傾斜マンション 三井住友建設、旧建物より短いくい指示

 
くい打ちデータ改ざん問題の発端となった横浜市
傾いたマンション建設の際、設計や施工をした三井
住友建設が、マンション建設前に解体された旧建物
の一部で十八メートルのくいが使われたことを知り
ながら、十四メートルのくいを使うよう旭化成建材
に指示していたことが二日、共同通信が入手した解
体図面などで分かった。三井住友建設が設計段階で、
長いくいの必要性を想定できていた可能性が強まった。

くい打ちを実施した下請けの旭化成建材は「解体に
ついて事前に知らされていなかった。地中に残った
くいの残骸を支持層(固い地盤)と誤認した可能性も
ある」としている。三井住友建設によると、マンション
の住民説明会でも解体工事について明らかにされて
いなかったという。

三井住友建設は取材に対し、旧建物のくいが十八メートル
だったことを事前に知っていたと認めた上で「相当数
実施した地盤調査結果に基づき、くいの設計を行った」
とする一方「くいの引き抜きや、その後の地盤改良工事に
ついてはコメントを控えたい」としている。

これまで三井住友建設は傾きに関し、十四メートルの
くい八本が約十六メートルの支持層に届いていないか、
十分に根付いていないためと説明。設計ミスはなく、
くいのデータを改ざんした旭化成建材施工ミスを指摘
していた。十四メートルのくい八本の一部の場所では
旧建物で十八メートルのくいが使われていた。

共同通信が入手した二〇〇五年作成の解体図面によると、
現場は旧NEC横浜事業所の跡地。傾いたマンションを
支える十四メートルのくいが打ち込まれた付近にはくい
の長さを示す「既存PC杭(くい) 杭長18メートル」
との表記があり、施設は十八メートルのくいで支えられていた。

(東京新聞より)
 
この問題の当初より、元請負業者である三井住友建設
管理責任を追求する声があがっていましたが、施工費を
安価にあげるために、杭の長さを短くする指示が出ていた
とは・・・驚きです。
 
はじめから、下請負業者である旭化成建材のみの判断で
このような事は出来ないと指摘させていただいていましたが
ハッキリと三井住友建設からの指示の証拠が出てきた以上、
国土交通省もキチンと処理しないといけないでしょうね。