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【パークシティLaLa横浜データ虚偽事件 続報】杭施工業者が判明!!

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 三井不動産グループが販売した横浜市都筑区の大型マンション
「パークシティLaLa横浜」の杭データ虚偽事件。
 
 問題の杭施工業者が、大手科学メーカー「旭化成」の子会社
旭化成建材であることが判明しました。
 
 そしてこの「旭化成建材」が杭打ち工事をした建物が、全国で
3000棟もあり、今後これらのデータの調査を行うことも併せて
発表がありました。
 
 全国のマンション住まいの皆様は戦々恐々ですよねえ。
 
・・・と、持ち家戸建て派の方々は思っているかも知れませんが、
実はこの「旭化成建材」の杭工事は、ある特殊な杭で全国トップ
シェアを誇っているんですねえ。
 
 それが、「EAZET(イーゼット)工法」
     (先端羽付き鋼管杭回転埋設工法)。
 
 このEAZET工法の特徴は、無排土施工、低騒音・低振動、
小型施工機械で、全国の軟弱地盤での小規模建物で使用されて
います。・・・そうです、この工法は、戸建て住宅向けなんです。
 
 隣家との敷地との空きが少ない土地や前面道路が狭く大型
機械が入れない場所に有利な工法とされ、大手ハウスメーカー
軽量鉄骨造の建物や鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建物に
多く使用されてきました。
 また、CSV(地盤改良)工法といわれる軟弱な地盤に
セメント類を混ぜて強固な地盤に改良する工法は、木造住宅で
多く使われています。
 
 これらの施工の管理は、基本的に土中の事なので、施工している
旭化成建材」の施工データの確認のみとなっています。
 ですから、これは全国のマンションのみに限らず、戸建て住宅の
基礎工事も本当に正しく行われているのか疑問符が付いてしまいます。

 建物の非常に重要な部分でもある基礎工事での不具合である為、
三井不動産の役員が、昨日の住民説明会で言っているような
「補修・補強」工事で安心な基準まで直るものなのか?
それとも法律で規定されている最低値はクリアしています・・・で、
逃げてしまうのか?今後の成り行きが気になりますねえ。