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山口組分裂による悲劇!!名跡「竹中組」分裂復活!!

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 「竹中組」・・・竹中正久四代目山口組組長が興した
山口組きっての武闘派組織でした。過去に「津山事件」、
「姫路事件」など抗争事件でその名を知らしめた。
山口組最大の抗争となった「山一抗争」では、
竹中組長を射殺され、その後の一和会に対する報復は、
あまりの猛攻に一和会が瓦解し、勝負を決定つけるほど
でした。一和会の山本広会長の引退を条件に抗争終結に
図る山口組に対し、竹中組長の出身母体であった竹中組は
納まらず、竹中武二代目竹中組組長は、山口組を離脱し
山本広一和会会長の首を執拗に狙いました。
竹中組を止めるべく、ついに山口組は竹中組との抗争開始。
数の力はなんともしがたく、徐々に竹中組の組員は減って
いきましたが、最後まで解散せず、表舞台から消えていった
伝説の組といえます。
 

 


 この度の「山口組分裂騒動」の中、六代目山口組は、
「山一抗争」時に、山本広一和会会長宅を襲撃して警察官3人を
銃撃負傷させ、名を馳せた「安東美樹」二代目柴田会会長を
「二代目竹中組」として、柴田会から看板を挿げ替え、復活させた。
 
 「六代目山口組」としては、組の正当性の証として、
「竹中組」の看板は必須であったと思えるが、ただこの話が
出た時から話題に上がっていたのが、「二代目」竹中組。
 「竹中組」は、初代 正久4代目山口組組長から、
二代目 竹中 武組長 三代目 竹中 正組長とその系譜には
確かに三代続いた組である。それを竹中正久組長を初代とする
「二代目」竹中組を発足させた「六代目山口組」の真意を図りかねる。
 
 「神戸山口組」の分裂劇を「筋の通らない話」とした、「六代目」が
まったく「筋の通らない」名跡復活を行った訳である。
 
 案の定、「竹中家」は、この復活を一切認めず、「六代目山口組」が
勝手に名乗っているだけであるとした。
 
 これに対して、近日中に、二代目姐、三代目姐、竹中家長姉の
承認を待って、竹中組の功労者の一人である竜正会の大西正一
会長を「四代目竹中組組長」に襲名させる話が出てきた。
 「神戸山口組」にとって「本流」を語る上で、非常に大きな「名跡」
である。

 2つの「竹中組」が出来るわけだ。
 
 名前が大きいだけに、「竹中組」の看板が互いに正当性を看過する
道具にすらされている感も拭えないが、またひとつ「騒動」が、
増えていくのは間違いない。