【抗争勃発？】山口組VS神戸山口組 長野射殺事件発生でも変わらない状況

　長野県飯田市の温泉浴場施設で今週６日に
暴力団組員が射殺された事件で、長野県警は
８日、「山口組」系の組み幹部を殺人の疑いで
逮捕したと発表した。
　
　捜査関係者によると、殺された組員は、
「山口組」系の組に所属していたが、山口組から
分裂した「神戸山口組」の一派に移るため、脱退を
めぐりトラブルになっていたという。
　
　「山口組」分裂後、初の抗争事件勃発か？と
色めき立つマスコミをよそに、組同士の事件では
なく、あくまでも組内部の内紛によるもので、
「抗争」と呼べるほどのものではないと見る。
　
　同じく８日には、「神戸山口組」直系団体である
「真鍋組」池田組長が、詐欺容疑で逮捕されるなど、
今は「山口組」も「神戸山口組」も、「警察」に
よる組織の切り崩しからなんとか逃れる為に、手一杯で
お互いが抗争を起こそうものなら、両組織共に、
壊滅の危機すら考えられるだけに、こんなことに
構っていられないというのが、本音ではなかろうか。
　
　ただし、今も両組織の水面下での引き抜きが
活発であると伝え聞くだけに、両組織共に、
組織固めが急務であるといえる。
　
　引き続き、音無きにらみ合いが続きそうだ。