ちょっと・・・ボヤいていいですか?

オヤジのボヤキを聞いてください。

【野党勢力結集】共産党アレルギーに見る「国民連合政府」樹立の可能性

 

f:id:kuruwa2002:20150929153143j:plain

(写真:Duits.co/アフロ)


 先の国会で成立した「安保関連法案」の廃止を目指し、
日本共産党の志位委員長が大きな勝負に出た。
 
 それが「国民連合政府」構想。
 
 安保関連法制の廃止と安倍政権打倒、戦争法廃止で一致する
政党・団体・個人が共同して国民連合政府を結成、及び

そのための国政での選挙協力の3点で構成される。
 
 志位氏の本気度は、野党各党への呼びかけや各野党との

TOP会談開催でも示された。
 
 しかし、肝心の野党第一党の民主党維新の党は、及び腰で、
乗ってくるのは、もう後がない弱小野党の生活の党や社民党だけ。
 
 基本的に「共産主義社会主義」を標榜する日本共産党
手を組むことは、民主党維新の党の支持層でもある中間層に
見放される危険すらある行為。
 
 今回だけと限定で共闘したとしても、その後の展望が見えて

こない限り、「野合」と揶揄されても仕方がない。
 
 今後の共産党の選択は2つしかない。
 
 まずは1つ目は、社民党との合併と生活の党との政策連合を作り、
第3党としての地位を確立して、地道に支持者を増やしていくか。
 
 もう1つは、ウルトラC難度はあるが、「共産主義社会主義」の
看板を下ろし、共産党の党名すら変える覚悟で、野党の終結を促すしか手立てはないであろう。
 
 「資本主義経済主義」の民主党と「共産主義社会主義」の共産党ではお互いの看板を残したままでは、どの道 それぞれの支持者から総スカンを食らってしまう恐れすらある。

 

f:id:kuruwa2002:20150929153159j:plain

ただ、各支持政党の世論調査結果を見ると、
「野合」しても厳しそうですが・・・どうでしょう。