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廃棄食品横流し事件にみる食品業界の深い闇

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COCO壱番の廃棄冷凍カツの横流しから明るみに
なった廃棄食品の横流し事件。

その後、出てくるわ出てくるわ。。。

マルコメにイオンにローソン、セブンイレブンなどなど
食品メーカーから小売業まで様々な廃棄食品が
市場に出回っていることが発覚した。

今回の騒動が、愛知県内の産業廃棄物処理業者「ダイコー」
と製麺会社「みのりフーズ」が関わった案件だけでこれだけ
あるのだから、日本全国の食品業者や廃棄物処理業者を
調べれば、途方も無い量の廃棄食品が市場に流通している
可能性は決して低いとはいえないであろう。

以前から日本では、毎日大量の廃棄食品が排出されていることを
問題視していた声は大きかった。
国を挙げての食品リサイクル対策も講じてはきたものの
そのすべてに巧くはいかなかった。

その代表が、食品リサイクル大手アグリガイアシステムだ。
03年に本格稼働したこの会社は、セブン-イレブン廃棄弁当
受け入れて飼料化するビジネスモデルを確立し、当時では業界一と
いわれた処理能力もあって環境ベンチャーの旗手として注目を集め、
環境省農水省からも交付金がでていた。

そのアグリガイアシステムが09年、あっさりと倒産した。
食の循環、環境ビジネス、など威勢のいい言葉で喧伝されていたが、
蓋を開ければ、食品残渣の回収率が思うほど伸びず、
採算が悪化していたのだ。

さらに中小の食品リサイクル業者が苦し紛れにチキンレースのような
「値下げ合戦」をおこなうなどこのビジネスモデル自体が
失敗だった事実もある。

回収料を下げ過ぎたので経営が苦しくなって不正へ走る。
あるいは、すでに不正をおこなう腹づもりで、破格の回収料で
廃棄食品を仕入れていた。

こういったことは容易に想像が出来る。
廃棄物処理業者が計画的に仕掛けたとみていいだろう。

もうひとつ食品業界を取り巻く問題に、
スーパーなどの特売品用に賞味期限切れギリギリの
商品ばかりを取り扱う問屋の存在である。

こちらも廃棄食品間近の物品ばかりを安価で小売業者に
売りさばくわけではあるが、その出所は一切不明の
商品が多いと聞く。

倒産した小売業者の借金の回収に、倉庫の中の商品を
全部でいくらといった形で購入する。
当然、管理状態はいいはずもなく、唯一の目安は
食品の包装に記載された賞味期限のみ。
こういった食品が特売品として客寄せ用に
店頭に並ぶわけである。

こう考えると、我々庶民の口に入るものの中に
一体どれだけの廃棄食品があるのやら・・・

安ければなんでも売る小売業者に
一円でも安く買いたい消費者。

「食の安全」などと声高に叫ばれてはいるものの
手に入るもののほとんどが、廃棄物では浮かばれない。