【山口組 分裂騒動】風は・・・神戸に向くのか?
8月の分裂騒動から早くも2ヶ月が過ぎ、
当初から懸念された大規模な抗争も今のところない。
しかし、先月くらいから、末端の組織の動きが
活発化しているという。
活発化・・・といっても、抗争準備ではなく、
「山口組」から「神戸山口組」へ移籍する組が
増えているようだ。
先日の「山口組」定例会の席でも、2次団体である一心会の
能塚恵組長が、「山口組」の上層部に意見をし、会がゴタついた
という。
組幹部の重要会議である定例会ですら、この有様。
末端の組が、「神戸山口組」へ流れていくのも
分からないでもない。
組を割って出た側の「神戸山口組」にとってみれば、
自ら動かなくても潰されない限りは分裂成功だが、
割られた方の「山口組」にとっては、潰さないと格好がつかない。
しかし「暴対法」によって、小さなイザコザすら起こせない
状態では、時間と共に求心力が下がる事も致し方ないか。
しかし、このまま指をくわえているだけでは、
「座して死をまつのみ」。「山口組」にとっては、
非常に難しい舵取りとなりそう。
「神戸山口組」の構成員数が、「山口組」を上回る。
そんな日も案外、遠い未来ではなくなってきたようである。