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【建築基準法違反!!】三井不動産グループの大型マンションで虚偽データ施工の疑い!!

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虚偽データ施工:横浜の大型マンション1棟傾いた状態
 
 三井不動産グループが2006年に販売を始めた横浜市都筑区
大型マンションで、施工した三井住友建設側が基礎工事の際に一部で
地盤調査を実施せず、虚偽データに基づいて工事をしたことが14日、
横浜市への取材で分かった。
複数の杭(くい)が強固な地盤に届いておらず、建物が傾いた状態に
なっている。市や国土交通省事業主の三井不動産レジデンシャル
原因の究明を求め、建築基準法違反の疑いもあるとして調査を始めた。
 
 市によると、問題の物件はJR鴨居駅に近く、大型商業施設に隣接
する最高で12階建てのマンション4棟(計約700世帯)のうちの
1棟。住民の相談を受けた市建築局が8月20日に現場を確認した
ところ、棟と棟をつなぐ上階の廊下の手すりに2センチの段差が生じて
いた。床も1.5センチのズレがあった。
 
 三井不動産レジデンシャルが、傾いた棟にある52本の杭を調べた
結果、6本が地盤の強固な「支持層」に到達しておらず、他に2本は
長さに不足があると判明した。
 
 また、施工主の三井住友建設が社内で調査したところ、虚偽のデータ
が用いられていたことも分かった。他の場所のデータをコピーして加筆
した形跡もあった。虚偽データはこの4棟にある計38本の杭で確認
できたという報告も受けたという。
 
 建築基準法の施行令は、一定規模以上の建築物を支える杭の先端が
支持層に達していなければならないと規定する。横浜市建築局は
事業主から『震度6強の地震の安全性をクリアした』という報告が
あったが、第三者によるチェックを求めたい」としている。
 
毎日新聞より)
 
 これはまたトンでもない事件です。
あの「姉歯事件」・・・耐震偽装事件から、10年。
まだまだこんな事がこの業界では続いていたんですねえ。
 
 建物の重量を支える基礎、その基礎で受けた荷重を支持地盤といわれる
堅い岩盤に伝える杭が、その地盤まで届いていないのですから、
建物が傾いても仕方がありませんね。

 これが単純な施工ミスではなく、虚偽のデータで隠そうとしていた
のですから、まさしく「計画的犯行」でしょうね。それもこんなもの
スイスイと用意できるものではありませんから、ここだけということは
なさそうです。
 三井不動産のマンションを購入された方々はご愁傷様です。
これから不動産価値も一気に下がっていくと思います。
・・・それも驚愕的に。

てか、今お住まいの方は、引越しの方が先ですね。
何かの拍子にいきなりバタン・・・も考えられますから、
一刻も早くそのマンションから逃げるが勝ちです。
 
 天下の三井不動産がこのザマですから、その他のマンションデベも
同じようなものでしょう。マンション住まいじゃなくて良かった(笑
 
 これで、全国のマンション価格も下落しそうですね。
 
 あっこれ書いていいのか分かりませんが、私の知人からの話では、
6~7年ほど前に「T工務店」の施工した介護施設の新築でも
支持地盤の強度がないのにも関わらず、その上に建物をそのまま
立ててしまったのだとか・・・案外、どこにでもあることかも
知れません。
 
 しかし三井住友建設の株価が大幅下落していますが、住友系からすれば
いい迷惑だわなあ(笑