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【抗争勃発か?】六代目山口組の起死回生の一手とは?

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 先週の朝日新聞によると、「六代目山口組」による
「拳銃」の調達が依頼が相次いで確認されているとの報道が
あった。また「ヒットマン」を募る声かけも始まっていると
の記事もあった。
 
 これまで、沈黙を守り続けてきた「六代目山口組」が、
ここにきて大きく動き出したのはなぜか?
 
 11日付けの毎日新聞で報道された記事にヒントは隠されている。
 
「山口組分裂:12団体が新組織へ 各県警は対立激化を警戒」
 
 先日の長野県飯田市暴力団員射殺事件でもそうだったように、
2次、3次の団体で、「六代目山口組」から「神戸山口組」への
移籍が増えているようなのだ。
 
 普通に考えれば、移籍などしようものなら、「絶縁」処分を食らい
「極道」の世界では生きてはいけない・・・ハズであったのだが、
「神戸山口組」の面々を見ても、「六代目山口組」から分裂後、
今までどおり、「極道」として活動している。
 それは「六代目山口組」が、「暴対法」の適用団体であり、
おいそれと抗争を行えないことをいい事に、今までなら「極道」と
しての死活問題でもあった「脱退移籍」が、容易になってしまった
ことの証明でもある。
 


 さらに、「神戸山口組」は、枝の組織が増えれば、それだけ
「組織」の全容がはっきりとしない。ひいては、「暴対法」の
指定団体に認定する作業が遅れることをしめす。
 
 片や末端の組員が発砲しただけで、トップの組長が懲役を食らう
指定暴力団」。もう片一方は、発砲事件に直接関与した組だけが
捜査対象の「未指定暴力団」。もちろん前者が「六代目」で後者が
「神戸」である。当然 シノギ活動へも影響が大きい。
 
 そうなると、勝ち馬に乗ろうとする組が、今後も「神戸山口組」へ、
「脱退移籍」が多くなることは想像に難しくない。
 
 また、分裂当初から、「六代目山口組」が行ってきたことが、
裏目裏目に出ているようで、昨日ブログにも書いた「竹中組復活」も
代表的な失敗作である。このような事が、「極道社会」のみならず、
一般社会にも広く認知されるようになり、このままでは「六代目山口組」
自体が持たなくなってきたことも大きな要因であるといえよう。
 
 これ以上の沈黙は、百害あって一理なし。
そう覚悟を決めたとしても何ら不思議ではない。
 
 しかし 当然「指定暴力団」である「六代目山口組」である。
抗争があれば、六代目司忍組長も無傷ではおれまい。
そう考えれば、相当の覚悟を持った起死回生の一手を打ってくるであろう。
 
 また 血生臭い抗争は、避けて通れそうもないといえるであろう。